2012年07月26日

シーファイアFR.47を塗る

お次は塗装。
スカイは昔なつかしMrカラーのダックエッググリーン。筆で塗ります。
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GXクールホワイトを多めに混ぜてややクリーム気味に。
そうそう、このキット胴体下面の信号灯がクリアパーツなんですよ!スゴイ。

1950年代の戦後英国海軍のレシプロ艦載機といえばペンギンカラー。
この引き締まったカラーリングはなんともカッチョイイので
色選びには気を使いたいところ。
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紺色系のカラーを引っ張りだしてみました。今回はガンダムカラーファントムグレー(旧瓶)を選択。この色は隠蔽力も高く、グロスに塗ると紫がかった紺色風になって
いわゆるネービーブルーともまた違う感じになります。
最近ようやく再生産がかかりましたのでお試しあれ。
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塗ってみるとこんな感じ。フィレットは塗り間違えましたので注意。
紺色は翼の付け根までだよ。
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うむ。かっちょいいのう。
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風力で回して遊んでいるところ。息吹きかけるだけでちゃんと二重反転しますよ。
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スピナーを赤く塗って基本塗装概ね完了。
マーキングは昔作ったCMRのFR.47の余りデカールから。
FR.47のコードレターは基本的に黒一色の英数字が中心ですので
インクジェット自作デカールで自作するのも比較的簡単だと思われます。
戦後のスピットシリーズは翼下にコードレターが書かれてるんですが、主脚カバーにかかっているのであらかじめ分割してから貼らないといけません。これがちょっと大変。
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コーションとラウンデルはエアフィックスのものを使います。プロペラのマークが一枚たりないのでもう一個潰すことに…黄色い●なんで描いちゃえばいいんですけどね。
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だいたい貼れて文句なしにシーファイアに。この後クリアーを吹いて
(先述のように機首インテークを直して)
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完成であります。
posted by 時浜次郎 at 15:49| Comment(6) | 製作メモ

1/72でシーファイアFR47を作る

エアフィックスから新金型で1/72のスピットファイアMk.22が出ました。
大変出来のよろしいキットなのですが、そうなると欲しくなるのが
Mk.22/24をベースに艦上戦闘機として改造された
二重反転ペラで凶悪にカッコイイ海軍型のシーファイアFR.47。
幸いアドミラルのシーファイアMk.46のキットがストックにあったので
改造に踏み切ってみました。

Mk.22をシーファイア化する
シーファイア47は戦闘偵察機としてカメラ窓が増設されていますので
これを追加。パネルラインも一部異なるので彫り直します。ハセガワのテンプレートが便利。
窓は適当なクリアパーツをはめます。
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FR.47は主翼に折りたたみの分割線がありますので図面を見ながら追加。
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二重反転ペラをアドミラルのキットから移植。中に真鍮パイプを仕込んで回るように。
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機首は空気取り入れ口がプロペラ下端まで延長されているのですが、
ちょっと不精して埋めるだけにしてました…が
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やっぱりラインが全然違うので塗装後に(!)エポパテを盛って直しました。
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柔らかいうちに本来の機首ラインにあわせてインテークを凹ませておくと後が楽。
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あとはアドミラルのキットから着艦フックを移植してFR.47化完了。
アカデミーのMk.14にスピットファイア用のロケット弾がついてますので
これを移植すると安くフル装備にできてオススメ。
posted by 時浜次郎 at 15:22| Comment(0) | 製作メモ

2012年07月04日

コンドル Mig-25PU その2

塗装編です。
今回は全部筆で塗ります。トップコートも行いません。
というのも今回、エアホースが劣化してちぎれちゃったんで
エアブラシが使えなかったのです。
せっかくなのでメカ絵塗るときの要領で塗ってみようと思います。
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最初にダークグレーでごしゃごしゃと影を描いていきます。
塗料皿に複数の階調のグレーを入れておいて混ぜながら塗るとよいですね。
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アップ。かなり薄めて塗ってますのでデロデロに混じってます。これ使ってマーブリング風に
塗ってみるのも面白いかもしれませんね。
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そんな調子でいつの間にか全部塗れているという寸法。上面は空の青の映り込み感を狙ってドイツ機色のRLM76あたりをかなり多めに使って塗ってますが、この時一定に塗っちゃわないのがポイント。写真だとかなり白いので青も残しつつ白っぽく。
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下塗り工程で作ったムラを残したり、さらに違うグレーをパネルごとに(きっちりでなくだいたい)置いたり。ハセガワ様の小池先生の箱絵あたりを見ながら塗るのもよいかも。機体末端部の焼けたパネルの部分には暖色系のグレーなんかも置いていきます。この上からシルバーをドライブラシ気味に塗ると写真に撮った時いい塩梅の焼け加減に。
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デカールを貼ってからアクリルのクリアを直接筆塗りして保護します。
グレー部、結構筆目が残ってるのがおわかり頂けますでしょうか。
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ファレホのウォッシュ塗料で薄くウォッシングし、
シタデルの赤茶系のウォッシュでパネルラインをなぞって(一部は描いて)できあがり。
ファレホウォッシュは乾燥するとマットになるので、下地の光沢面がところどころ出てきて
全体的にガサガサに見えても角度によって光ったりするようになります。

エナメルでもできるとは思いますがその場合デカール保護はラッカーのほうがよいかも。

とりあえず現用機も筆で塗ってみると面白いですよ、ってことで。
posted by 時浜次郎 at 19:12| Comment(0) | 製作メモ