2012年05月10日

リボルテック機動歩兵をいじる

―最新流行服<ファンシィ・スーツ>を華麗に着こなすために。

ツイッターにアップしてたリボルテック機動歩兵の改修ポイントをまとめてみます。


関節を差し替える

リボルテックに使われているリボルバージョイント(以下リボ球)はその大きな特徴である
クリック機構によってへたりを防止しているのですが、このモデルの場合
下半身の関節が全てリボ球なため微調整ができず、思い通りのポーズをつけることが
大変難しいモデルとなってしまっています。
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股関節および足首のリボルバージョイントをコトブキヤのHIPS関節に差し替えます。
足首は6ミリ球でよいので一体につき1ランナーでOK。
ひじ、ひざ関節はリボルバージョイントのままで構いません。
(カチカチ感も楽しみたいですしね)
代替としてイエローサブマリン製の関節技球体ジョイントを
上げられる方がいらっしゃいますが、
実は関節技球は軸が細く(2.8mm)リボルバージョイント(軸経2.9mm)をそのまま
差し替えますとユルユルですぐにすっぽ抜けてしまいます。
当然軸を太らせるなど要加工になりますのでおすすめできません。
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腹部は関節技ボールジョイントの中サイズに交換。
(ボールジョイントはちゃんと軸が3ミリなのです。)
この差し替え改造だけで可動性能が大きく改善します。

お化粧直し

こっから先は自己満足の改修。
安価な量産品の宿命として、かなり目立つ部分に
パーティングラインが入ったまま組み立てられていますので、
これを紙ヤスリなどで処理します。
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ロケット砲の砲口や背中のYラックは彫刻刀でさらってリューターで整形しました。
胸のダクトにエッチングメッシュも入れてみたり。
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補修部にガイアノーツの黒サーフェイサーベースに自作した
ダークグレーサーフェイサーを筆で下塗りします。
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Mrカラーで塗っていきます。
「宇宙の戦士」新装版の表紙イラストっぽく緑系に振ろうかと思います。
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元のオリーブ色を残しながら塗るのがコツ
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ハイキューパーツの瞳用ジェルクリアで額中央と肩のライトにレンズを入れました。
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フィギュアはウルトラQのM1号みたいなのでシタデルカラーで頑張って塗り直します。
造形はとてもいいので見違えます。
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出来上がり。
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posted by 時浜次郎 at 22:48| Comment(4) | 日記

2012年04月28日

1/72 Sd.kfz.232(8Rad)その2

塗装。今回はシタデルカラーとタミヤアクリルのオール水性塗料で筆塗りします。
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シタデルのファンデーションカラーのブルーで暗色つぶし。黒でもいいんですけど。
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サイドスカートを付ける前にこのくらいは押さえておきたいところ。
この上からタミヤカラーのジャーマングレーを塗っていく。
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さらにミディアムブルー、フィールドブルーをムラをつくりながら塗り重ねて基本塗装終了。
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デカール。SSのデカールは全部分割されてました。ハーケンクロイツ以外もダメなのか…。
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せっかくなのでフィギュアを乗せましょう。
プライザーの戦車兵セットから大戦初期のベレー帽の戦車兵をセレクト。
20体くらい入ってて1セット買うと困りません。
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完成。
posted by 時浜次郎 at 00:02| Comment(2) | 日記

2012年04月27日

1/72 Sd.kfz.232(8Rad)その1

ドラゴンの新製品 1/72 Sd.Kfz.232(8Rad) 8輪重装甲中距離無線車を組みます。
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実車はドイツ軍が使用した偵察用の大型装甲車で、
8輪独立懸架駆動、さらにはそれぞれステアリングを切れるという凝った車両です。
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キットは小スケールながらそんな構造をしっかりと再現しております。
油がものすごいので事前に洗ってから組みましょう。
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泥よけで隠れてしまうトランスミッションなどもしっかりモールドされています。
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凝ったパーツ分割の独立懸架。インストではここで車輪もつけてしまう指示がありますが、
調整しにくくなるので車体に組み付けてからにしましょう。
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治具を用意して水平出し。あとは普通にパチパチ組んで行けます。
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組み上がり。
特徴的なアンテナは砲塔側の支柱と別々に組まないと砲塔が回転できなくなります。
左側のウィンカーガードは取り付け穴が足りない(!)ので、ダボを切って直接接着。

大変出来のよいキットですが、全体的にインストがおばかさんなので注意しながら組みたいところですね。
posted by 時浜次郎 at 00:22| Comment(0) | 日記