2012年07月04日

コンドル Mig-25PU その2

塗装編です。
今回は全部筆で塗ります。トップコートも行いません。
というのも今回、エアホースが劣化してちぎれちゃったんで
エアブラシが使えなかったのです。
せっかくなのでメカ絵塗るときの要領で塗ってみようと思います。
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最初にダークグレーでごしゃごしゃと影を描いていきます。
塗料皿に複数の階調のグレーを入れておいて混ぜながら塗るとよいですね。
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アップ。かなり薄めて塗ってますのでデロデロに混じってます。これ使ってマーブリング風に
塗ってみるのも面白いかもしれませんね。
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そんな調子でいつの間にか全部塗れているという寸法。上面は空の青の映り込み感を狙ってドイツ機色のRLM76あたりをかなり多めに使って塗ってますが、この時一定に塗っちゃわないのがポイント。写真だとかなり白いので青も残しつつ白っぽく。
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下塗り工程で作ったムラを残したり、さらに違うグレーをパネルごとに(きっちりでなくだいたい)置いたり。ハセガワ様の小池先生の箱絵あたりを見ながら塗るのもよいかも。機体末端部の焼けたパネルの部分には暖色系のグレーなんかも置いていきます。この上からシルバーをドライブラシ気味に塗ると写真に撮った時いい塩梅の焼け加減に。
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デカールを貼ってからアクリルのクリアを直接筆塗りして保護します。
グレー部、結構筆目が残ってるのがおわかり頂けますでしょうか。
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ファレホのウォッシュ塗料で薄くウォッシングし、
シタデルの赤茶系のウォッシュでパネルラインをなぞって(一部は描いて)できあがり。
ファレホウォッシュは乾燥するとマットになるので、下地の光沢面がところどころ出てきて
全体的にガサガサに見えても角度によって光ったりするようになります。

エナメルでもできるとは思いますがその場合デカール保護はラッカーのほうがよいかも。

とりあえず現用機も筆で塗ってみると面白いですよ、ってことで。
posted by 時浜次郎 at 19:12| Comment(0) | 製作メモ

2012年07月02日

コンドル Mig-25PU

イエローサブマリンさんで説明書なしのミグ25のキットが下がってたので買ってみました。
ウクライナのコンドルというメーカー製の1/72キットです。
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なんと複座練習機型のキットでした。
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ハセガワの古いキットでは再現されてない脚庫もしっかり再現。
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仮組みしてみるとフォルムはかなりカッチョイイです。
さすが実際に配備されている国のプラモは違いますね。
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しかし主翼の接合方法がなかなか厳しくこの有り様。
黒瞬着つめてゴリゴリ削りだしました。
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主脚はこんな感じで。ヤワいなー怖いなあと思ってたら前脚は塗装後に折れました…。

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ピトー管も心もとない部品だったので真鍮線とプラ板組み合わせて自作。

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パイロットは第二次大戦機のパイロットを黒瞬着を盛ったりしてそれらしく改造してます。

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製作中の同スケール水上型スピットファイアと。でかい飛行機ですなぁ。
タグ:Mig-25PU
posted by 時浜次郎 at 00:38| Comment(0) | 製作メモ

2012年05月10日

リボルテック機動歩兵をいじる

―最新流行服<ファンシィ・スーツ>を華麗に着こなすために。

ツイッターにアップしてたリボルテック機動歩兵の改修ポイントをまとめてみます。


関節を差し替える

リボルテックに使われているリボルバージョイント(以下リボ球)はその大きな特徴である
クリック機構によってへたりを防止しているのですが、このモデルの場合
下半身の関節が全てリボ球なため微調整ができず、思い通りのポーズをつけることが
大変難しいモデルとなってしまっています。
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股関節および足首のリボルバージョイントをコトブキヤのHIPS関節に差し替えます。
足首は6ミリ球でよいので一体につき1ランナーでOK。
ひじ、ひざ関節はリボルバージョイントのままで構いません。
(カチカチ感も楽しみたいですしね)
代替としてイエローサブマリン製の関節技球体ジョイントを
上げられる方がいらっしゃいますが、
実は関節技球は軸が細く(2.8mm)リボルバージョイント(軸経2.9mm)をそのまま
差し替えますとユルユルですぐにすっぽ抜けてしまいます。
当然軸を太らせるなど要加工になりますのでおすすめできません。
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腹部は関節技ボールジョイントの中サイズに交換。
(ボールジョイントはちゃんと軸が3ミリなのです。)
この差し替え改造だけで可動性能が大きく改善します。

お化粧直し

こっから先は自己満足の改修。
安価な量産品の宿命として、かなり目立つ部分に
パーティングラインが入ったまま組み立てられていますので、
これを紙ヤスリなどで処理します。
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ロケット砲の砲口や背中のYラックは彫刻刀でさらってリューターで整形しました。
胸のダクトにエッチングメッシュも入れてみたり。
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補修部にガイアノーツの黒サーフェイサーベースに自作した
ダークグレーサーフェイサーを筆で下塗りします。
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Mrカラーで塗っていきます。
「宇宙の戦士」新装版の表紙イラストっぽく緑系に振ろうかと思います。
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元のオリーブ色を残しながら塗るのがコツ
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ハイキューパーツの瞳用ジェルクリアで額中央と肩のライトにレンズを入れました。
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フィギュアはウルトラQのM1号みたいなのでシタデルカラーで頑張って塗り直します。
造形はとてもいいので見違えます。
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出来上がり。
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posted by 時浜次郎 at 22:48| Comment(4) | 日記